073-425-7182

診療時間/13:00~18:40
(土曜 9:20~12:00/13:00~18:40)
休診日/木曜・日曜・祝日
(土曜日が祝日の場合は診療し、翌月曜日が代休となります)

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子どもの矯正

予防の側面も持つ
子どもの矯正

  • 当院では、成長期の患者様に、その方の年齢・咬みあわせのタイプ・問題点に応じた治療を行います。
    治療といっても、いきなり複雑で痛い装置を取り付けるわけではありませんのでご安心ください。
    成長期におこなうべきは、将来永久歯を並べるための土台作りとしての矯正治療です。

    歯ならびを整えることももちろん大切ですが、将来的にむし歯をはじめとした歯の疾患にかかりづらくなるための「予防」を最大の目的と考えています。

  • 子どものうちから
    矯正を始める大切さ

    矯正歯科治療の中で、乳歯列期、混合歯列期という乳歯がまだ残っている時期に行うものを第I期治療、永久歯に交換後に行う治療を第II期治療と言います。第I期治療はお子様の顎の成長と骨の柔らかさを利用して、効率的に歯列矯正の基礎を作ることが可能です。また、この時期のお子様は適応が早いことや治療自体に協力的なこともあって、効率よく治療が進められることも利点の一つでしょう。
    特に6~10歳頃に行う治療は、「早期治療」と呼ぶこともあります。乳歯と永久歯が混ざる時期なので、「混合歯列期」とも呼びますが、この時期には顎の骨が大きく成長します。第I期治療は顎の骨の成長を利用するので、歯並びを整えることにプラスの作用を引き出します。一方、矯正治療をせず、頬杖や指しゃぶり、口呼吸をしたりする悪癖を放置すれば、骨の成長や柔らかさはマイナス方向に働き、歯並びの乱れが加速する可能性もあります。つまり第I期矯正をしないことを、プラスに向かわないもののゼロの状態を維持する、ととらえるのは危険です。歯並びが乱れればむし歯や歯周病のリスクが上がりますから、お子様のお口の健康を守るためにもぜひ一度矯正治療をご検討ください。

子どもの矯正が必要な理由

  • 「歯並びが悪くても特に困ることはない」とお考えの方も多いようですが、歯列の乱れはむし歯や歯周病に直結しますし、歯周病は脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを高めます。

  • 歯ならびが悪いことで考えられる症状

    • 十分に食べ物を噛むことができません。このため不正咬合の形によっては、消化器への負担が大きくなることが考えられます
    • 発音への影響があります
    • 十分に歯磨きができないことによりむし歯や歯周炎にかかりやすくなります。また、これらを一因とし口腔乾燥を誘発して口臭の原因にもなります
    • 左右顎関節への過重負担による顎関節症の原因になるともいわれています
    • 筋肉や骨の正常な成長発育を阻害し、骨格的な不正の増加により顔の形が悪くなります
    • 成長するに伴い本人の顔に対する心理的影響が大きくなります。また学校生活や就職など社会的な影響も予想されます
  • 矯正をすることで期待できる効果

    • 出っ歯(骨格的な上顎の突出感)の改善や、受け口(下顎の後退感)の改善などの、顔の審美性の改善
    • 悪い姿勢や口呼吸などの習癖による、歯列や骨格への影響の改善
    • 歯列の拡大効果と鼻腔の拡大効果
    • 歯列の拡大による永久歯が生える余地の確保
    • 早く始めれば、歯を抜かずに治療ができる可能性がある
    • 顎の成長が残っている時期に噛み合わせを改善する事により、その後のバランスのとれた偏りのない噛み合わせへの改善効果
    • 正しくない噛み合わせの放置により、さらに顎の形が悪化してしまうことの予防
    • むし歯や歯周炎の予防、歯ぎしりや対合歯による極端な歯のすり減りの予防
    • 態癖などの日常の生活習慣の改善
    • 心理的影響や社会生活への影響の改善

子どもの矯正が必要な
不正咬合

  • 叢生(乱杭歯)

    歯並びに規則性が少なく、さまざまな方向に傾斜や前後する噛み合わせです。いわゆる八重歯も叢生の一種です。口内炎を発症しやすいばかりでなく、ケアがしにくいことからむし歯や歯周病のリスクも高い特徴があります。

  • 出っ歯

    上の前歯が突出している状態なので、歯科医療的には「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と言います。スポーツ時の転倒や衝突、交通事故などに遭遇したとき前歯を損傷しやすいデメリットがありますし、口を閉じにくいことから口が乾きやすく、むし歯や歯周病のリスクが上がる弊害もあります。

  • 受け口

    下の前歯が突出している状態なので、歯科医療的には「下顎前突(かがくぜんとつ)」と呼ばれています。前歯で噛み切る動作がしづらいうえに、発音するうえでも不利な噛み合わせです。咀嚼筋などの筋肉に異常をきたすこともあります。

  • 開咬

    奥歯を噛み合わせたときに、前歯の上下方向にすき間ができる噛み合わせです。「オープンバイト」と呼ばれることもあります。

  • 過蓋咬合

    下の歯に対して上の歯が大きく覆いかぶさることを特徴とする噛み合わせです。下の前歯が見えないほど被っている症例もあります。食事の時に顎に負担を与えるので顎関節症になりやすいことが大きなデメリットです。上下の顎の成長がアンバランスな場合に起こります。

  • 交叉咬合

    奥歯を噛み合わせると、上の前歯が下の前歯を軽く覆うのが一般的な噛み合わせですが、交叉咬合では部分的に歯が前後にクロスしています。

  • 空隙歯列

    歯と歯の間隔が広い噛み合わせです。幼少期であれば歯が小さいですから歯と歯の間隔が広いことは多いですが、成長後にもすき間が気になるようであれば治療をおすすめします。

  • 正中離開

    一番前の歯のこと正中と呼び、その間にすき間ができてしまっているのを正中離開と呼びます。

  • 上下顎前突症

    上下の両方の歯が前に突出する方向に傾いている状態を指します。口を閉じにくいので常に口腔内が乾きやすい特徴があります。唾液には殺菌効果があるのでむし歯や歯周病、風邪を予防する効果がありますが、上下顎前突症では唾液が乾くのでさまざまなリスクが高まります。

子どもの矯正を始める
タイミング

  • お子様が矯正治療を始めるタイミングとしては、第I期治療の時期と言われる6~12歳が一般的です。この時期には顎の成長をプラスに利用できるメリットがあるからです。とはいえ、顎の骨の成長や歯並びには個人差があります。そのため当院では、「矯正装置を装着できるのであれば、お子様の歯並びが気になったその瞬間が矯正開始のタイミング」とお伝えしています。
    ただし、注意していただきたい点として、第I期治療は早く始めたからと言って、早く終われるわけではありません。治療期間のすべてに装置が入っているわけではなく、生え変わりや成長のタイミングを見ながら装置を適応します。最終的には、すべての歯が永久歯に生え変わるまで、管理を続けさせていただきます。

    ※初診相談を受診されても即時に治療を開始しなかった場合については、治療開始までの期間、定期的に経過観察いたします。お子様の状態に応じて、矯正治療を専門とする歯科医師が判断しますので、ぜひご利用ください。

  • 症状と矯正を始める時期の
    早見表

    乳歯列期(6歳まで) 混合歯列期前期
    (前歯が生え変わる期間、6歳から8歳くらい)
    混合歯列期後期
    (側方歯が生え変わる期間、9歳から11歳くらい)
    永久歯になってから
    成長終了まで
    (12歳くらいから身長が止まるまで)

    叢生(歯ならびのデコボコ)
    発生率:約45%

    ×:この時期はスペース不足の傾向を認めることはありますが、まだ矯正治療は必要ありません。 〇:デコボコの程度が強い患者様はこの時期のスタートをおすすめいしています。 〇:デコボコの程度がそれほど強くない患者様は、この時期のスタートをおすすめしています。 〇:デコボコの程度によって、そのまま歯を並べることができる場合と、抜歯をして歯の本数を減らし並べるケースがあります。

    上顎前突
    (上の前歯が突出した状態)
    発生率:約12%

    ×:ほとんどの場合は、急いで治療する必要はありません。 〇:ハッキリとした原因のあるケースは、原因除去からスタートします。 ◎:成長をコントロールして上下のバランスを整えるのに最も適した時期です。 〇:下あごが後退して、相対的に出っ歯になっているケースは、下あごの成長促進が出来る場合があります。
    上あごが前方にある場合、成長コントロールはもう出来ません。そのような場合や前歯が突出している場合は、抜歯を伴う矯正治療が必要となります。

    下顎前突
    (受け口の状態)
    発生率:約3%

    〇:簡単なマウスピースで口元の筋肉のバランスを整え、正しい成長方向に誘導します。 ◎:上あごの後退、成長が悪いケースでは、上あごの成長促進を行い、バランスを整えます。
    下あごが根本的に大きいというケースは日本人では比較的少ないですが、バランスの整え方を検討します。
    〇:まだ十分、バランスを整える治療は可能ですが、この時期になると少し装置が複雑になります。 △:以前は思春期成長期の成長コントロールは出来ませんでしたが、近年、この時期の成長をコントロールして受け口を治す治療が行われるようになってきました。

    開咬
    (前歯が咬みあわさらない)
    発生率:約6%

    △:原因がはっきりしているものは原因除去を行いますが、まだ装置等は使わないケースがほとんどです。 〇:装置を使用しての治療がスタートする時期です。 〇:骨格の成長方向に注意しながら、装置を使って対応します。 ×:12歳臼歯、親知らずの萌出により、噛み合わせの高さが上がって開咬が強くなりがちです。
    成長終了を待ってから、矯正治療を行うのが安全です。

    過蓋咬合
    (噛み合わせが深い状態)
    発生率:約5%

    △:下の前歯で上あごの歯ぐきを傷つけているようなシビアなケースではマウスピースを使った矯正治療をスタートします。 〇:装置を使用しての治療がスタートする時期です。 〇:骨格の成長方向に注意しながら、装置を使って対応します。 〇:骨格の成長方向に注意しながら、装置を使って対応します。

    交叉咬合
    (噛み合わせが横にズレている状態)
    発生率:約2%

    〇:マウスピースを使った治療を行う場合があります。 〇:噛み合わせのずれが骨格、顔のずれにつながらないように、治療を介します。 〇:装置は複雑になりますが、まだ治療は間に合います。 ×:思春期成長期の成長によって、ずれが大きくなる場合があります。成長終了まで待ってからの治療となります

    空隙歯列弓
    (歯ならびのあちこちに隙間がある状態)
    発生率:約10%

    ×:乳歯に隙間がたくさんできるのは、理想的な状態です。 △:原因がはっきりしたものについては、原因除去のみを行います。 △:原因がはっきりしたものについては、原因除去のみを行います。 〇:1本1本の歯を移動し、上下の噛み合わせを整えながら隙間を閉鎖します。

    正中離開
    (上の前歯に隙間がある)

    × ×:前歯が生え変わるとき、上の前歯に隙間が出来るのは正常です。(この時期はみにくいアヒルのこの時期と言われ、見た目はあまりよくありませんが、正常な生えかわりの過程であり、経過観察します。) ×:この時期はまだ観察を続けます。 〇:1本1本の歯を動かし、全体のバランスを整えながら、隙間を閉鎖します。

歯ならび・噛み合わせが
悪くなる要因

  • 口呼吸

    歯列の発達を妨げ、叢生や上顎前突、開咬の原因となります。姿勢にも注意してください。
  • お口ぽかん

    口呼吸を誘発し、歯ならび、噛み合わせが悪くなる原因となります。
  • 指しゃぶり

    歯列の発達を妨げ、叢生や上顎前突、開咬の原因となります。
  • 唇を咬む癖

    特定の歯に力がかかり、歯ならびが悪くなります。
  • 頬杖

    頬杖や同じ側を向く癖は、交叉咬合や顔の非対称につながります。
  • 爪かみ

    切端咬合や反対咬合、歯列の中心がズレるなどの問題が生じます。
  • 物を咬む癖

    上の前歯は前に、下の前歯は後ろに傾斜して出っ歯になります。
  • 舌小帯の異常

    発音や歯ならびに影響が出ることがあります。
    (舌の付け根の繊維が強く、舌が上に上がらない、前に出すと先端がハート型になる状態)
  • 上唇小帯の異常

    前歯の歯ならびに影響が出ることがあります。

当院で扱っている
子どもの矯正装置

  • 固定式拡大装置(急速拡大装置)

    当院ではいわゆる床矯正治療は行いません。床矯正治療は伝統的な治療方法ですが、患者様の装置の使用状況や使用方法に依存する部分が大きく、また、窮屈なマウスピースを押し込むことによって歯が動く装置なので、常に違和感を伴います。
    それに対して、固定式拡大装置は一度慣れてしまえば違和感を伴うことがほとんどなく、同じ量を拡げるのにかかる時間も短くなります。
    スタンフォード大学の研究では、固定式拡大装置を用いることにより、子供の空気の通り道に改善が認められ、正しく鼻呼吸をすることにより口の中の環境改善、全身の健康に寄与することができるとされています。

  • 固定式拡大装置(急速拡大装置)のメリット・デメリット

    • Merit

      • 痛みが少ない治療法です
      • 装置を外した後の安定性が良いです
      • 装置が外れるまでの期間が短いです
    • Demerit

      • 装着時、慣れるまで舌触りが悪く、発音に影響が出ることがあります
      • 決められた日ごとにねじを回す必要があります
  • リンガルアーチ

    乳歯と永久歯が混じって生えている、混合歯列期の後期に使用することが多い矯正装置です。
    この装置は、真ん中から数えて3番目から5番目の乳歯が永久歯に生え変わるタイミングで装着することにより、永久歯の生えるスペースを確保する装置です。これは、3番目から5番目の乳歯3本の大きさと、代わりに生えてくる永久歯3本の大きさを比較すると、乳歯の方が大きいことを利用しています。もし何もしなければ、大きい乳歯が抜け小さい永久歯が生えて余ったスペースに奥の6歳臼歯が移動してくることになります。リンガルアーチで奥の6歳臼歯を固定しておくと、このスペースを前歯のデコボコをほぐすためのスペースとして活用できるようになります。
    また、リンガルアーチは装置の形をアレンジすることにより、1~数歯の移動を行うことができたり、様々な目的で使用します。

  • リンガルアーチのメリット・デメリット

    • Merit

      • 奥歯を固定しているだけで力は加えていないので、痛みが無い。
      • それほど調節の必要が無く、頻繁な来院が必要ない。
    • Demerit

      • 固定式装置のため清掃に気を付ける必要がある。
      • 生え変わりを待つので、装着が長期になる。
  • ヘッドギア

    上あごの骨は頭に対して前下方の方向に向かって成長をしています。その成長の量を減らしたり、前に行かないように成長方向を変えたりすることで、上顎前突の治療を行うのがヘッドギアです。
    ヘッドギアは、寝る前に装着し、朝起きたら外す、取り外し式の装置です。夜間、成長ホルモンが出ている時間帯を逃さず、毎日使い続けることが重要です。

  • ヘッドギアのメリット・デメリット

    • Merit

      • 着脱可能な装置
      • 成長コントロールが可能
      • 夜間のみの使用で効果が期待できる
    • Demerit

      • 毎日使用することが重要
      • 成長が続いている間は使い続ける必要がある
      • 上あごの成長時期が終わってしまうと効果が期待できない
  • プロトラクター

    ヘッドギアとは逆に、上あごの前下方への成長を手助けし、成長促進するのがプロトラクターです。おでこと下あごを支えにして、ゴムで上あごを前向きにけん引することで、受け口の治療のために上あごの成長促進を行います。上あごは、全身の中では比較的早い時期に成長しますので、思春期成長期に入るまでに装置を適応する必要があります。

  • プロトラクターのメリット・デメリット

    • Merit

      • 着脱可能な装置
      • 成長コントロールが可能
      • 夜間のみの使用で効果が期待できる
    • Demerit

      • 毎日使用することが重要
      • 上あごの成長時期が終わってしまうと効果が期待できない
  • バイトジャンピングアプライアンス(BJA)

    下あごが後退している患者様に用いる装置で、下あごの骨の主に関節に近いところの成長を促す装置です。6歳臼歯から前の歯がすべて永久歯に変わってから12歳臼歯が生えそろうまでの時期が最も適した年齢で、下あごの成長の手助けをします。

  • バイトジャンピングアプライアンス(BJA)のメリット・デメリット

    • Merit

      • 下あごの成長を引き出す装置
      • 夜間のみの使用で効果が期待できる
    • Demerit

      • 骨の形の特徴によって、効果が出やすいケースと効果が出にくいケースに分かれる

子どもの矯正治療を
受けられる患者様へのご注意

  • 目標とする歯並びに達した後は、後戻りを防ぐための保定装置着用と経過観察が必要です。
  • 骨格などの先天的な要因が関連する場合、成長の具合によっては再治療を必要とするケースがあります。
  • 矯正装置によってはむし歯のリスクが高まりますので、注意深くブラッシングする必要があります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスク・副作用

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等が出てきますが、数日から1、2週間で慣れる事が多いです。
  • 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する場合がございます。
  • 装置や顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者様の協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨く、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことにより神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出る場合があります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出る場合があります。
  • 治療を進めていく上で、様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性がございます。
  • 歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行ったりする可能性がございます。
  • 矯正装置を誤飲する可能性がございます。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物の一部が破損する可能性がございます。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通りに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の噛み合わせに合った状態のかぶせ物やむし歯治療などをやりなおす可能性があります。
  • あごの成長発育により噛み合わせや歯ならびが変化する可能性がございます。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性がございます。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると噛み合わせや歯ならびが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療を一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。